2008年7月30日水曜日

仕事への誇り

今日は某自動車会社の部品工場を見学してきました。
世間知らずで常識のない(…と思われている)教師たちの研修です。小学生の社会科見学の大人バージョンみたいな感じです。
生徒に進路指導するとき、世の中について語るとき、働く意義を説くとき・・・様々な仕事を教師自身が知らなければ説得力がありません。

そこで今日の見学です。
全く知らなかった世界、自分とは無縁だと思っていた世界です。驚きと感動の嵐でした!!
四方を大きな機械に囲まれ耳栓をしてもなお聞こえる轟音、鼻につく油のにおい、単調でありながらも危険な作業。こういう方々が頑張っているお陰で、私は毎日車に乗れているのだと思うと頭が下がりました。

世の中にはたくさんの仕事があります。どれが欠けても社会は成り立ちません。
職業に勝ち組も負け組もないのです。自分の仕事に誇りをもって働いている人は輝いています。幸せ者です。
私も情熱と誇りを持って仕事を頑張りたいと思います。

2008年7月28日月曜日

決別の時

私は本日この時をもって、しばし穀物に別れを告げます。
さようなら、米、小麦たち・・・(T_T)

最近、体重計にのってませんでした。なんとなく体のラインが変わり、去年の夏物を着ると窮屈な感じがしてはいたのです。
しかし、まさか!!!こんなに増えていたなんて・・・。恐るべし、自分に甘い私。

そこで私は決心しました。本気でダイエットをします。
方法は、ズバリ主食(穀物)抜きです。
お医者さまからのアドバイスなので、安全・確実です。
先生曰く「日本人がしっかり白米を食べられるようになったのは戦後から。人類の歴史から考えると、穀物を食べ始めてからたかだか2000年。その前は木の実や肉、魚を食べていた。だから、主食を抜いておかずだけを食べていれば必ず痩せる!」
言われてみれば、そうですよね。先生の言葉を信じて頑張ります。
次に病院に行ったとき、先生をビックリさせてみたいです。

大切なもの

ここ何日か眠れない日が続き、今日こそは早寝をしようと思いベッドに入ったのですが・・・。やはり眠れず、パソコンを開いてしまいました(笑)

なんとなく始めたブログ。
お小遣いを稼ぐわけでもないし、ランキングに参加しているわけでもない。何かを発信したり作品を紹介したりするわけでもない。本当にただの独り言です。
それでも、この日記を綴り始めてから素晴らしい出会いがありました。
ほんの数ヵ月前までは、この世に存在することすら知らなかった方々です。ブログというものがなければ知り合うことなく一生を終えたと思います。
いつも前向きで元気をくれる方、心安らぐ写真と言葉で癒してくれる方、おいしそうなレシピで食への探究心を刺激してくれる方、悩みを共有し一緒に考えてくれる方・・・他にもたくさんいらっしゃいます。
どなたともお会いしたことはありません。それでも大切な仲間だと思っています。

大切なものは目には見えない。見えないけれど確実に存在する。
ブログを通して実感しました。
みなさんに出会えてシアワセです!!そして、私を見つけてくれてありがとう☆

2008年7月25日金曜日

角川文庫☆夏の100冊

書店で発見!
夏の角川文庫のイメージキャラクターが松山ケンイチ!!
いつ見てもカッコイイ。というか、またさらにカッコよくなっている!!
なんと期間限定で表紙が松山ケンイチの文庫本が・・・。「人間失格」も「走れメロス」も何回も読んだし持ってるけど、買っちゃおうかな~と思ってしまいました。
今日はミーハー魂全開です(笑)

2008年7月23日水曜日

三者面談

今日から夏休みです。
そして三者面談のスタートです。

自分が生徒のとき、三者面談は苦痛でした。やりたくありませんでした。
教師の立場になっての面談も、実は苦手です。保護者の方とお話するのは緊張します。本音を言うとやりたくないです(笑)
でも、生徒と保護者の方と一緒にお話する機会は、とても貴重で大事なことなので頑張りますよ!

今日は面談の中でとてもうれしいことがありました。
個性的なキャラで人気の明るく元気な生徒が、小学校では担任の先生とも合わず、学級でもからかわれていて、学校に行きたくないと思っていたのだそうです。中学校にも期待していなかったけど、今は学校が楽しくてしかたないと言うのです。
保護者の方からも、「子どもが中学生になってから明るくなった」「学校のことを毎日楽しそうに話してくれる」と言われました。

自分のクラスの生徒が「学校が楽しい」と思ってくれていること、何よりうれしいです。もっともっと楽しい学校生活が送れるように、力を尽くしたいと思いました。

2008年7月21日月曜日

フランダースの犬

劇場版「フランダースの犬」がBS2でやっていました。
懐かしくて、ついつい見てしまいました。
昔見ていたとき、子ども心に「大人たちはなんて意地悪なんだ」「どうしてネロを助けてあげないんだ」と怒ったものです。私はネロを助けてあげられる大人になる!と固く誓いました。
しかし、今改めて見て思いました。ネロの周りの大人たちは、意地悪なのではなく弱いのだと。村の権力者に逆らっては生きていけません。心の中でネロに詫びているんですよね。かわいそうだと思っても、手を差し伸べることができない。置かれている立場に縛られていて・・・。とても弱いのです。
だれか一人でも声を上げることができたら、家に泊めてあげたら、食事をさせてくれたら、ネロは死なずにすみましたよね。
それにひきかえ、子どもたちは純粋です。金持ちも貧乏も関係ありません。ちゃんと人間対人間として本質を見て仲良くしています。そのキレイな心を持ち続けられる社会を、大人が作ってあげなくてはいけないと思いました。
アニメですけど、現代の格差社会と人の心の荒廃を考えさせられました。

そしてラストシーン。
ネロの死んだ教会で、アロアが修道女になっていました。子どもの頃は全く気づきませんでしたが、あの二人の心には小さな恋が芽生えていたんですね。

篤姫

幕末ものが大好きです。
日本が大きく変わった時代。わくわくします。
新撰組、坂本竜馬、白虎隊などなど、いろいろなドラマがありますよね。
大河ドラマ「篤姫」を毎週欠かさず見ています。
今日は歴史的なことではなく、女として考えさせられました。
将軍・家定が死に、正室、母、側室という立場でそれぞれの女性が悲しみます。私はどの立場にもなったことがないので、誰が一番悲しいのだろう?と変な観点から見てしまいました。やはり母なのでしょうか?いや、妻でしょうか?実は、私は側室・お志賀の方を一番切なく感じました。社会的立場、拠所がないからでしょうか。
見ていて思ったことは、当時の女性たちは偉いな・・・ということです。
男性を立てて尽くして生きていく。控えめで美しいと思います。そういう生き方に憧れます。
男尊女卑と誤解されると困るのですが、個人的には頼れる男性の後ろをついていきたいと思っている私でした(笑)

2008年7月20日日曜日

崖の上のポニョ

気になります。あの主題歌が・・・。

♪ポ~ニョポ~ニョポニョさかなの子♪ ついつい口ずさんでしまいます。

歌っていると、ほのぼのして楽しくなってきます。

なんかシアワセかも・・・と思えます。

2008年7月17日木曜日

やればできる!

今日は英単語の基礎テストがありました。
このテストは「努力すれば必ず合格できる!」という成就感を味わわせるためのテストで、2週間前に範囲を配り、そこから全く同じ問題を出します。

・・・話は昨日に戻ります。
毎日の家庭学習ノートを点検していて、明日のテストが不安になりました。あまりに勉強していないので。
そこで抜き打ちプレテストを実施。予想以上に悪い結果に愕然とし、私は鬼になりました(笑)
合格点に達していない子たちを放課後に残しました。英単語の特訓です!!
最初は居残り勉強会にブーブー文句を言っていた生徒たちですが、次第に本気で勉強し始めました。
英語の先生には怒られそうですが、発音は無視した覚え方をブツブツ呪文のように唱えながらノートに単語練習をしました。たとえば「orangeはオランゲ」「friendはフリエンド」などなど。
50点以下だった子たちが、70点まで取れるようになりました。合格までのあと10点分は家で頑張ると約束をしてサヨナラしました。

そして今日のテストの結果。全員合格です\(^o^)/
努力は必ず報われる。やればできる!!みんな、とってもいい表情してました。

成績が下位の子を居残りさせることには賛否両論あると思いますが、私は強制的に勉強する環境を作ってやることも必要ではないかと考えます。
「家で自分でやってきなさい」では、どう勉強すればいいか分からずに放り投げてしまう子もいるからです。
今回は、みんな「居残り勉強をして良かった」と言ってくれました。
頑張れば合格できる。自分に自信がもてるようになって輝いていました。

2008年7月14日月曜日

美しい心

整形外科に行ってきました。
1週間前に追突されたわけですが、直後は全然平気だったのです。しかし、ジワジワと首やら肩やら痛み出し、とうとう頭痛まで・・・。
そこで、腕がいいと評判の病院へ!
さすがに混んでます。待合室に座るところがありません。
見るからに足腰が痛んで辛そうなおばあさんが立っています。座っている人たちは見て見ぬふりを決め込んでいるようでした。
整形外科ですから、誰もがどこかしら痛いでしょう。でも、あのおばあさんを立たせているなんて酷すぎます(-"-)
でも、「席を譲りなさいよ!」と言えない情けない自分がいました・・・。
おばあさん、ごめんなさい(泣) 私が心の中で謝っていたその時!!!
一人の男子高校生が立ち上がりました。おばあさんに向かって、ただニッコリ微笑んで。後光が射していました☆彡
その彼は松葉杖をついていました。本来なら座っていて当然の患者さんです。
自分も辛いのに、他人を思いやれる若者がいるのです。
心が洗われました。
首の痛みも、席を譲らない人への憤りも、何もできない自分への怒りも、全てを浄化してくれた瞬間でした。

2008年7月13日日曜日

夢について

昨日見た夢についてです。
探し物が見つからない夢は、実行すべき時なのに躊躇している心の表れなのだそうです。(調べてくれた奏恵さんに感謝!)
まさにその通りなのでビックリです。あなどれないですね、夢診断。
夢の意味が解明され、自分のすべきことがハッキリしたように思います。

それにしても、夢というのは不思議です。
私は毎晩オールカラーで見ますが、白黒の夢の方もいるのだとか。
夢で体験したことを、現実の世界で再び体験することもありますよね。
詳しい理論は分かりませんが、私は毎晩映画を観るような感じで夢を楽しんでいます。
今日の夢は何かな? 楽しい夢ならいいな♪ ワクワクします☆

2008年7月12日土曜日

お昼寝

珍しく持ち帰った仕事もなく、出かける予定もなかったので昼寝しました。
最近は忙しかったり落ち込んだりして、よく眠れなかったのです。
夜の睡眠は義務みたいな感じがしてなかなか寝付けないのですが、昼寝は睡眠を楽しむ感じがステキです。爆睡しました。
そして夢を見ました。
戦国時代? 甲冑を着けて槍を持ち、山の中を走り回っていました。
仲間とともに何かを探していたのですが、見つからないまま目が覚めてしまいました。不完全燃焼です(笑)

夢占いでは、こういう夢はどうなんでしょうか?気になります。

また同じ夢を見たら、今度は探し物を発見したいものです。
今宵、いざ出陣!!

感謝の気持ち

悩み事があって、それに負けそうな自分がいました。
もちろん学校では元気に振舞いますし、笑顔も絶やしません。
生徒と接していると楽しくて、仕事には充実感を感じます。
でも私には、決して仕事では塞げない心に空いた穴があるのです。
相談する相手もいないわけではありませんが、「迷惑をかけたくない」「対等な関係を崩したくない」などなど、いろんな気持ちがあって誰にも言えずに心にしまっていました。
でもやっぱり一人では抱えきれずに、弱音を吐いてしまいました。
相手の方は、私を責めるでもなく説教するわけでもなく、ただ一言「気持ちが解るよ」と言ってくれたのです。
うれしくて涙がこぼれました。気持ちを理解してくれる人がいる・・・それだけで元気になれました。本当に感謝☆感激です。
世の中には、まだまだ私が会ったことのない素晴らしい方がいるかもしれません。人との出会いって不思議です ☆彡

2008年7月10日木曜日

四つの嘘

楽しみにしていたドラマが始まりました。
想像していたよりも少し軽めのタッチでした。

冒頭、フェリーの事故で亡くなる美波。
彼女は夫も子どももいるのですが、高校時代に好きだった男性と一緒にフェリーに乗っていました。
最愛の人と一緒に死んだことを、「私だけ幸せになって・・・」と嬉しそうに語るナレーションが入ります。印象的でした。

死は幸福の対極にあるものだと思っていました。
でもドラマを見ていて、確かに彼女は幸せだったと感じます。
価値観の違いというか、人それぞれ大切なものが違うんですよね。
自分のシアワセは何だろう???と考えてしまいました。

2008年7月7日月曜日

事故

帰宅途中、追突されました (>_<)
停車してたのに、後ろからドーンと突かれました。
トンネル内だったので、とりあえず外に出ようということになりました。
外に出て車を降りてマジマジと車を見たら、大変なことになっていました。
車のへこみ具合を見て、怖くなって心臓がバクバクしました。

でも、追突してきた相手の方が腰の低い丁寧な方でホッとしました。
警察を呼ぶことから保険屋さんへの連絡まで、すべてやってくれました。
加害者なら当たり前かもしれませんが、逆ギレする人も多い中で、とても善い人で安心しました。
あまり謝られるので、なんだか恐縮してしまいました(笑)

少し首や肩が痛い気もしますが、怪我がなくて不幸中の幸いでした。

2008年7月5日土曜日

敬語について

3年生の国語では、今「敬語」の学習をしています。
生徒を見ていて考えたことは、日常で彼らが敬語を使うことがないということです。親にも先生にも先輩にも、ほぼタメ口で生活しています。
そんな中、特に謙譲語を使うことがないように思います。
「拝見する」「参る」「申す」「いただく」・・・どれもピンときていないようでした。
戦前の15歳なら、当たり前で使えていた言葉です。

謙譲の美徳・・・これは日本人の心の美しさの表れです。
それが言葉遣いになったのが謙譲語。その言葉が失われつつあるのは、心もなくなっているようで寂しい限りです。
敬語じゃない方がフレンドリーでよいという考え方もありますが、敬語を使わなくなると相手への敬意までなくなっていくような気がします。
最近の、子による親殺し、お年寄りへの虐待なども、根底に敬意の喪失があると思います。

そして、若者が敬語を使えないのは、今の大人が使えていないからだと思います。
おそらく昔の日本では、日常会話の中に敬語があったはずです。
子が親に、妻が夫に、弟が兄に・・・などなど。親や周りの大人の言葉遣いを聞いて、子どもも自然と敬語を身に付けていったのでしょう。
原節子さんが活躍していた時代の映画は、セリフが美しいですよね。親子でも友人同士でも敬語を使います。そこにお互いを思いやる心の美しさを感じます。

親しき仲にも礼儀あり。
言葉もそうありたいものです。

2008年7月1日火曜日

モンスターペアレント

実に興味深いドラマが始まりました。
理不尽な無理難題、苦情、自分勝手な要望を学校に押し付けてくる保護者をモンスターペアレントと言います。誰が名付けたか知りませんが、随分失礼な呼び方ですよね(笑)
さて、今回の苦情の始まりは写真についてでした。
遠足の写真に自分の娘が2枚しか写っていない。多い子は8枚も写っている。こんな怒りでした。
そんなことくらいで・・・と笑って見た人もいると思いますが、これはよくあることです。担任を外せという要求は大げさだとしても。
特に卒業アルバム。誰が何枚写っているか、偏りはないか、念入りにチェックします。写真に限らず、学級通信で生徒のことを取り上げる回数とか、それはそれは気を遣います。
でもよく考えると、我々にとっては苦情でも、保護者にしてみれば我が子への愛情なんですよね。それさえ分かっていれば、そんなに腹も立たないし問題もこじれないと思うんですけど。
私が生徒や保護者に恵まれているから、こんなふうにのん気に考えられるのかもしれません。都会の学校では、ほんとに大変らしいです。
今後どれだけリアルに学校と保護者の問題を描いていくか、これからが楽しみなドラマです。