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2009年7月1日水曜日

仕事再開

長い間仕事を休んでいましたが、今週から職場復帰しました。
復職3日目。
自分としては好調な滑り出しです(*^^)v

今回は復帰初日のことを書きたいと思います。

不安に押し潰されそうになりながら家を出ました。
学校に着いてもしばらくの間は車の中にいました。
しかし、ここで弱気になったら負けだと思い、意を決して玄関に向かいました。
駐車場から玄関までの道のりは教室のベランダから見えます。
私の姿を見つけた数名の生徒たちが玄関まで迎えに来てくれました。

junchan先生だぁ~!!
元気だった? もう大丈夫なの??
待ってたよぉ~。
ハグする子あり、頭をなでる子あり、キャーキャーワーワーと玄関はちょっとしたお祭り騒ぎです。
私が職員室に入ってからも、次から次へと生徒が「わぁ~junchan先生だ~♪」と
やってきます。
(ここまでは全て女子生徒の反応)
男子の反応はまた違います。
職員室を覗いて私と目が合うとニヤッと笑って去っていきます。
自分で入って来ないで、手招きする子もいました。

実は私はダイエットの成果が出始めています。
久しぶりに会う人にはその姿が新鮮なようで、生徒も少々驚いたようでした。
素直な男子は「先生、何キロ痩せた?」「整形したの?」と遠慮の無い質問をしてきます。
私が答える前に、女子に頭をはたかれていました。
「こういう時は、先生キレイになったね♪でいいの!」と言ってくれました。
さすがに女子の方が気が利きます。

こんな感じで生徒たちに温かく迎えてもらい、本当に嬉しかったです。
この子たちの思いに応えられるように頑張ろう!
仕事への熱い思いがよみがえってきました☆

2009年3月10日火曜日

卒業

気が付けば、前回の記事から10日も経っていました。
高校入試、卒業式、合格発表、人事異動、学籍簿等の整理などなど、3月の学校は忙しいです。

今は卒業式が終わったところです。
何回経験しても、3年部担当でなくても、卒業式というのは感動的です。
本校は男子の制服がブレザーではなく学ランなので、「第二ボタンをください」は未だ健在です(^^)
ボタンをもらったり、ツーショットで撮影したり、プレゼントを渡したり、卒業式は恋愛においては勝負の時かもしれません。
この瞬間は、どう見ても女子の方が積極的ですよね。
一生懸命な乙女たちの姿が、すごく微笑ましいです。

卒業生たちには、それぞれが選んだ道を力強く歩んでいってほしいと思います。

私自身もプライベートで「卒業」しなければいけないことがあるのですが、単位不足とでも言うのでしょうか、なかなか難しいです。

2009年2月13日金曜日

学級閉鎖

インフルエンザが流行する時期になると、毎朝職員室の電話が鳴りっぱなしです。
子どもを休ませるという保護者からの連絡です。
私が担任したクラスでは、39人学級が24人になったこともありました。
ガランとした教室は元気な生徒たちのテンションを上げます。
もしかして学級閉鎖かな? 期待に胸が膨らむようです^^;
子どもの心情として、自分は元気で学校を堂々と休めるというのは楽しいですよね。

しかし、そうではない伝説の男がいました。
A組だけが学級閉鎖になった日。
私はB組の担任でしたが、生徒はみんな「A組だけズルイ。羨ましい。」と朝からブーブー文句を言っていました。
もちろんB組も欠席者は多いのですが、学級閉鎖になるほどの人数ではなかったのです。席はポツポツと空いています。
朝の学活で出欠状況を確認すると、どうしても数が合いません。
数ではなく生徒の顔を見ていくと、犯人が分かりました。
A組のSH君が何食わぬ顔でB組の欠席者の席に座っているのです。
最初は間違えて登校したのだと思いましたが、話を聞くと、今日はB組の一員として授業を受けるべく、ちゃんとB組の時間割で教科書等を準備してきたと言います。
学校大好き!授業もやる気満々です!!

本来ならSH君を家に帰すべきところですが、家に帰っても誰もいないというので、(確か)校長の許可をもらってB組と一緒に午前中だけ授業を受けました。
もちろん給食はしっかり食べて帰りました。
今までの教員生活で、学級閉鎖になったクラスの子が登校した例は後にも先にもこれ一回きりです(笑)

さて、このSH君。
B、C、D組があったのに、なぜB組を選んだのか?
理由は一つ。好きな女の子がB組にいたからです。
学校(授業)大好き!ではなくて、B組の○○ちゃん大好き!だったわけです。

2008年12月9日火曜日

クリスマス会

この時期になると「クリスマス会やろうよ~」と生徒が言ってきます。
若い頃は「そうだね。学級の時間でやろう!」と即答し、生徒と同じレベルで楽しんだものです。
教室をクリスマスっぽく飾りつけて、歌やコント、クイズに手品などで盛り上がります。内緒でお菓子も食べました。最後はプレゼント交換です。
食べて笑って「あ~面白かった♪」で終わりです。

そんな私は主任の先生に指導を受けました。
クリスマスのお祝いが宗教行事だということが、どういうことだか解る?
あなたの行ったクリスマス会の教育的意図は?
お菓子やプレゼントを持ってこさせるにあたって、保護者の了解は得ているの?
他のクラスの子たちは、どう思ったかしら?

当時の私はバカ教師です(T_T)
教育上何の目的もなく、ただのお祭り騒ぎをしただけだったのです。私のクラスは楽しいよ!というアピールというか自慢もあったと思います。
今考えると、ひどく恐ろしく恥ずかしいことをしたものです。

時代は変わっても、「クリスマス会やろうよ」と生徒が言ってくることに変わりはありません。
今の私は、こう答えます。
「クリスマスの意味知ってる? 学校で会を催す必要性はあるの?」
意地悪のように聞こえるかもしれませんが、一度生徒に問いかけて考えさせた上で、生徒に会を企画させます。
名称は「クリスマス会」ではなく「今年を振り返る会」みたいになり、来年の自分の目標を考えて終わる感じになります。

クリスマスは学校ではなくプライベートで楽しみたいものです☆

2008年11月13日木曜日

学校で習ったことは通用しない

成人した教え子たちと飲む機会があります。
私が生徒会を担当したときの役員の子たちの話です。

赴任した当時、その学校は荒れていました。校内暴力とかではなくて、無気力で覇気のない学校でした。
1年部に配属になった私たちは「先輩の悪いところは真似するな。この学校を変えるのは君たちだ!」と1年生に熱く指導しました。
縁あって3年間その学年を受け持ち、彼らが2年生になったとき、私は生徒会を担当することになりました。
生徒会の役員を選出するとき、学年みんなで真剣に考えました。
これまでの役員は、真面目でおとなしく先生の言いなりになるような子ばかりで、一般生徒とは隔たりがありました。これでは生徒会とは名ばかりで、主体的な活動はできません。
リーダーにふさわしいのはどんな人か? 誰になら生徒会を任せられるか? 誰になら付いていくか?
学年集会や学級で何度も何度も話し合い、役員選挙をして5人のメンバーが決定しました。

曲がったことが大嫌いな正義感の塊・T君(会長)、思いやりがあって気が利く大和撫子・Mちゃん(副会長)、クールなイケメン詩人・K君(副会長)、明るく爽やかスポーツ万能・H君(執行委員)、元気ハツラツおてんば娘・M子(執行委員)。

それぞれの個性を生かして最高の生徒会を作ってくれました。

リーダーがしっかりしていると、学校は良い方向へ動き出します。一般の生徒も彼らを信じて協力してくれました。

私の教員生活の中で、一番まとまりがあって仲の良い学年でした。生徒たちも充実した学校生活を送れたものと自負しています。

しかし、大人になった彼らは言うのです。

「正しいことを堂々と実行できるのは学校の中だけだ。社会に出たら、学校で習った正義は通用しない。」と。

「先生は学校でしか働いたことがないから分からないでしょ?」と。

「自分たちは適当に折り合いをつけて周りに合わせて生きているけど…Tはなぁ……。」

飲み会の席に生徒会長T君の姿がないことが、ずっと気になっていました。

先生には教えたくなかったんだけど…と前置きしながら、みんながT君のことを話してくれました。高校へ進学し就職してからも、彼の正義感は健在で、間違ったことは正し、弱いものを助けて頑張っていたそうです。

しかし、そんな彼の生き方を面白く思わない人々もいます。

就職先でかなり浮いた存在になってしまったのだそうです。自分が正しいと信じてやってきたことが自分を苦しめている不条理に、若いT君は潰されてしまったのだろうと思います。現在は仕事を辞めて、キャバクラ通いで酒びたりの生活だとか……。

あんなに輝いていたT君が。自分のことより他人のことを優先して考えるT君が……。悲しさより申し訳なさを感じました。もっと世の中の汚さを教えておくべきだったかもしれないと。

学校では正しいことを教えます。

しかし、その正しいことは今の世の中では通用しない。

では、子どもたちにどう説明すればよいのか……。

この現実、矛盾に直面し、自分の無力さを痛感します。

2008年10月24日金曜日

夢を持つこと

あなたの夢は何ですか?
こう聞かれると、子どもの頃は即答できたものです。
ちなみに、私の夢の変遷。
アメリカ人→スチュワーデス(当時の名称で)→お嫁さん→通訳→検察官→雑誌編集者→図書館司書。

一つずつ検証してみます(笑)

☆アメリカ人     未だアメリカの地を踏めずにいます。
☆スチュワーデス  単なる憧れ。高嶺の花でした。
☆お嫁さん      この夢は現在も継続中です^^;
☆通訳        英語は読めるし書けるけど話せない。
☆検察官       司法試験という存在をナメてました。
☆雑誌編集者    大手出版社への就職は厳しすぎました。
☆図書館司書    資格は取得しました。いつでも働けます。

という具合に、興味がなくなったり断念したりしながら、現在に至ります。

今の中学生を見ていると、彼らには夢を持つことが難しいのだろうなと思います。
大きな夢があっても、その夢を語る場がないというか……。
例えば、中3男子が「メジャーリーガーになりたい!」と言ったらどうですか?
大人は(多分子ども同士でも)「いつまでバカな夢見てるの。現実を見なさい。」と
言うのではないでしょうか。
私が「いいね~。その夢のために今できることを努力しよう!」と言うと、生徒の方が「無理無理。先生もいつまでもキレイ事言ってたらダメだよ。親にナメられるよ。」と忠告してくれます(笑)

子どもが「夢を持って頑張ろう!」と思うことを邪魔しているのは、大人ではないかと思います。
大人が夢のない生活をしているから、子どもに「夢を持て」と堂々と言えないのではないでしょうか。なんとも情けなく悲しいことです。
せめて学校だけは、子どもが自分の夢を語れる場でありたいと思います。

為せば成る。為さねば成らぬ。
成る業を成らぬと捨つる人のはかなさ

似たような意味の上杉鷹山の言葉が有名ですが、最初に言ったのは武田信玄だと聞いたことがあります。

2008年10月23日木曜日

給食指導について

先日、小学生が給食のパンを喉に詰まらせて窒息死するという事件(事故)がありました。
多くの方は「学校で何を指導しているんだ」「担任は何をやっていたんだ」などと思ったのではないでしょうか。
亡くなったお子さんのご家族にしてみれば、朝元気に学校に行った息子がまさか給食の時に死んでしまうなんて、とても信じられないと思います。

そこで、私なりに給食指導について考えてみました。

まず給食時間ですが、これは教師にとっては単なる昼食の時間ではありません。これも大事な仕事なのです。
配膳のしかた、食事のマナー、栄養について、命を食すこと、等々……様々なことを指導・教育する大切な場が給食の時間です。
小学校であれば、箸の持ち方から指導することもあるそうです。好き嫌いなく主食・おかずをバランスよく食べることやよく噛んで食べることも指導していたはずです。

ところが、児童・生徒にしてみれば、給食は一番の楽しみである「食事」の時間です。
牛乳を飲んでいるときに笑わせたり、飲む速さのタイムを競ったり、皆さんも経験があるのではないでしょうか?
その辺の楽しみ(笑い)と危険は隣り合わせ。まさに紙一重です。
食事をしながら、一緒に楽しみながらも、教師は生徒一人一人に気を配る必要があるのです。

しかし教師の立場から言わせてもらえば、給食時間は生徒の生活記録ノートにコメントを書いたり家庭学習ノートをチェックしたりする貴重な時間でもあります。
ゆっくり給食を味わって食べる時間など、我々にはありません。学校の先生はものすごく早食いです(笑)
食べる時間がなくて、昼食抜き!ということも珍しくありません。
もう一つついでに言えば、教師には昼の休憩時間がありません。(労働基準法の手前、帳簿上は45分間しっかり休んでいることになっているようですが…)
「私、今休憩時間ですから」と言って45分間校外に出て行く先生なんていませんよね? みんな仕事に追われています。

話がズレてしまいましたが、給食と教師について私見を述べてみました。
(今回の件について真相究明したいとか、誰かを批判したりするつもりは全くありません。)

亡くなられたお子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして、このような不幸な出来事が二度と起きないようにしていきたいと思います。

2008年9月11日木曜日

チュー☆

今日は一斉テスト②(前期末テスト)でした。
5時間テストを受け,やっとテストから解放された6時間目の出来事です。

テストでよほど疲れていたのでしょうか。ヤンチャでお茶目な我がクラスのアイドル(笑)S君が奇行に走りました。

S君がいきなり立ち上がり,斜め後ろの席のH君の元へ。
「こら!座りなさい」と言おうとしたその瞬間,私の目に映ったものは・・・。

H君の唇にチュッ☆とキスをするS君の姿でした。

S君は「イエーイ!Hのファーストキスいただき~!!」とご満悦。
それを見ていたクラス一同は、一瞬静まり返り,その後大爆笑!!!
特に女子はキャーッと奇声を発して大騒ぎ。なぜなら,唇を奪われたH君はカッコよくてモテモテだからです。
H君はというと、ポッと赤くなって照れくさそうに下を向いています。(カワイイ)

思いもよらない出来事に,クラスみんなで大笑い,大はしゃぎしてしまいました。
授業時間であることも忘れ,私も一緒に・・・^_^;
みんなで笑えるっていいことだよな~なんて,ほのぼのしてしまいました。

しかし、授業時間なんです。
突然ガラッと教室の戸が開き、鬼の形相のA先生が現れ「うるさーーーーい!!!!」と一喝。怒鳴られてしまいました。
A先生は隣のクラスの担任の先生です。なかなか厳しい女の先生。
バカ騒ぎしている私のクラスを,自習時間に遊んでいるのだと思ったそうです。
まさか、私も一緒にいるとは思いもしなかったのでしょう。私のことを見て、バツの悪そうな顔をしていました。

・・・・・・申し訳なかったです。以後、気をつけます。
まだまだ未熟な私でした。反省☆

2008年9月10日水曜日

弁論大会

学校祭が終わってすぐ、明日はテストという忙しさの中、本校を会場に「防火・救急救命弁論大会」が行われました。
消防署の主催で毎年行われているものです。市内の中学校が順番で会場校になります。

この弁論大会、毎年頭を悩ますのが出場生徒の選出です。
生徒は嫌がるんですよね~こういうの(-_-;)
まあ、無理もありません。中学生ですから、そうそう防火や救急救命に熱い思いはないですよね。

生徒選出のポイントは、次の三つ。
 ①文章が書けること。②演技ができること。③度胸があること。
この条件を備えた子に狙いを定め、なんとか出てくれるようにお願いします。最後は参加賞の図書カードというエサで釣り、やっと納得してもらうわけです。

生徒が決定したら、国語科の私と二人三脚で原稿作成&スピーチ練習です。
練習期間が短い中、学校祭の準備もし、テスト勉強もし、生徒はがんばりました!
今日の本番は、堂々とした見事なスピーチでした。
結果は優秀賞!(^^)! 喜ぶ生徒の顔を見て、本当にうれしかったです。
努力が報われる。がんばった分、結果が付いてくる。成就感を味わわせることができて良かったです。

さて、10月は「防犯弁論大会」です。
次は誰に頼もうか……。早くも頭がイタイです(笑)

2008年8月28日木曜日

合唱練習

我がクラスの合唱練習の続報です。

どうして男子というのは合唱になると声を出さないのでしょうか?
カラオケに行ったり、休み時間も大声で歌を歌ったりしているのに・・・。

今日の練習も、やはり男子が不真面目でした。
歌え!声出せ!真面目にやれ!ガミガミ言っても全然効き目なし。私も疲れてしまって作戦変更。
目に涙をためて拗ねてみました(笑) 勝手にしなさい・・・と。
さすがの男子もヤバイと思ったようでした。
自分たちで練習を再開して女子と合わせて歌ってみると、今まで聴いたことのない合唱が・・・。歌入りのCDを使っているのかと思うほどでした。(ピアノ伴奏だけのCDで歌ってました。)
やればできるじゃないか。うまいじゃないか。感動して本当にウルッときてしまいました。

たまに腹の立つこともあるけれど、本当にカワイイやつらです。

もし今仕事を辞めれば、これが私の最後のクラス。もうクラス合唱を指導することも聴くこともなくなるんだなと思うと、また今涙が出てきました。

「想い出がいっぱい」最高の合唱にしますよ!!!

2008年8月27日水曜日

忙しい毎日です

9月6日に学校祭を控え、恐ろしく忙しい毎日を送っています。

クラスのことでいえば、まず合唱練習。
今まで朝読書をしていた時間(1時間目の授業の前20分間)が朝歌練の時間になり、帰りの会の後も音楽室や体育館の割り当てがあって、また歌練。
学担としては、合唱祭は気合が入ります。
素晴らしい合唱というのは、心の団結ができている良いクラスにしかできないからです。本番で、観客も自分たちも感動するような合唱を体験させてやりたい!と思うわけです。一生の思い出になるはずです。

しかし、練習段階では、さまざまなトラブルが発生します。
よくあるのは、男子が真面目に歌わないというもの。
一生懸命な女子と対立したりします。
そして、非難されると意地になって、さらに歌わないという悪循環。
そんなことを乗り越えながら、合唱(心のハーモニー)は作られていくわけです。

生徒たちの様子を見ていると、学園ドラマみたい(笑)と思うこともありますよ。

私は生徒会も担当しているので、学校祭そのものの企画・運営もしなければいけません。生徒会役員の子たちと頑張っています。

あまりに忙しくて、(大きな声では言えませんが)授業の準備に十分な時間がとれません。ごめんなさい(T_T)
ついでに睡眠時間もとれません。今日の帰りも居眠り運転?でヒヤッとしました。

・・・時間がいくらあっても足りません。
でも、とても充実した時間を過ごせています。
学校祭前はホントに忙しくて体力的にはキツイのですが、この仕事をしていて本当によかったと思えます(^^)v

2008年7月30日水曜日

仕事への誇り

今日は某自動車会社の部品工場を見学してきました。
世間知らずで常識のない(…と思われている)教師たちの研修です。小学生の社会科見学の大人バージョンみたいな感じです。
生徒に進路指導するとき、世の中について語るとき、働く意義を説くとき・・・様々な仕事を教師自身が知らなければ説得力がありません。

そこで今日の見学です。
全く知らなかった世界、自分とは無縁だと思っていた世界です。驚きと感動の嵐でした!!
四方を大きな機械に囲まれ耳栓をしてもなお聞こえる轟音、鼻につく油のにおい、単調でありながらも危険な作業。こういう方々が頑張っているお陰で、私は毎日車に乗れているのだと思うと頭が下がりました。

世の中にはたくさんの仕事があります。どれが欠けても社会は成り立ちません。
職業に勝ち組も負け組もないのです。自分の仕事に誇りをもって働いている人は輝いています。幸せ者です。
私も情熱と誇りを持って仕事を頑張りたいと思います。

2008年7月23日水曜日

三者面談

今日から夏休みです。
そして三者面談のスタートです。

自分が生徒のとき、三者面談は苦痛でした。やりたくありませんでした。
教師の立場になっての面談も、実は苦手です。保護者の方とお話するのは緊張します。本音を言うとやりたくないです(笑)
でも、生徒と保護者の方と一緒にお話する機会は、とても貴重で大事なことなので頑張りますよ!

今日は面談の中でとてもうれしいことがありました。
個性的なキャラで人気の明るく元気な生徒が、小学校では担任の先生とも合わず、学級でもからかわれていて、学校に行きたくないと思っていたのだそうです。中学校にも期待していなかったけど、今は学校が楽しくてしかたないと言うのです。
保護者の方からも、「子どもが中学生になってから明るくなった」「学校のことを毎日楽しそうに話してくれる」と言われました。

自分のクラスの生徒が「学校が楽しい」と思ってくれていること、何よりうれしいです。もっともっと楽しい学校生活が送れるように、力を尽くしたいと思いました。

2008年7月17日木曜日

やればできる!

今日は英単語の基礎テストがありました。
このテストは「努力すれば必ず合格できる!」という成就感を味わわせるためのテストで、2週間前に範囲を配り、そこから全く同じ問題を出します。

・・・話は昨日に戻ります。
毎日の家庭学習ノートを点検していて、明日のテストが不安になりました。あまりに勉強していないので。
そこで抜き打ちプレテストを実施。予想以上に悪い結果に愕然とし、私は鬼になりました(笑)
合格点に達していない子たちを放課後に残しました。英単語の特訓です!!
最初は居残り勉強会にブーブー文句を言っていた生徒たちですが、次第に本気で勉強し始めました。
英語の先生には怒られそうですが、発音は無視した覚え方をブツブツ呪文のように唱えながらノートに単語練習をしました。たとえば「orangeはオランゲ」「friendはフリエンド」などなど。
50点以下だった子たちが、70点まで取れるようになりました。合格までのあと10点分は家で頑張ると約束をしてサヨナラしました。

そして今日のテストの結果。全員合格です\(^o^)/
努力は必ず報われる。やればできる!!みんな、とってもいい表情してました。

成績が下位の子を居残りさせることには賛否両論あると思いますが、私は強制的に勉強する環境を作ってやることも必要ではないかと考えます。
「家で自分でやってきなさい」では、どう勉強すればいいか分からずに放り投げてしまう子もいるからです。
今回は、みんな「居残り勉強をして良かった」と言ってくれました。
頑張れば合格できる。自分に自信がもてるようになって輝いていました。

2008年7月5日土曜日

敬語について

3年生の国語では、今「敬語」の学習をしています。
生徒を見ていて考えたことは、日常で彼らが敬語を使うことがないということです。親にも先生にも先輩にも、ほぼタメ口で生活しています。
そんな中、特に謙譲語を使うことがないように思います。
「拝見する」「参る」「申す」「いただく」・・・どれもピンときていないようでした。
戦前の15歳なら、当たり前で使えていた言葉です。

謙譲の美徳・・・これは日本人の心の美しさの表れです。
それが言葉遣いになったのが謙譲語。その言葉が失われつつあるのは、心もなくなっているようで寂しい限りです。
敬語じゃない方がフレンドリーでよいという考え方もありますが、敬語を使わなくなると相手への敬意までなくなっていくような気がします。
最近の、子による親殺し、お年寄りへの虐待なども、根底に敬意の喪失があると思います。

そして、若者が敬語を使えないのは、今の大人が使えていないからだと思います。
おそらく昔の日本では、日常会話の中に敬語があったはずです。
子が親に、妻が夫に、弟が兄に・・・などなど。親や周りの大人の言葉遣いを聞いて、子どもも自然と敬語を身に付けていったのでしょう。
原節子さんが活躍していた時代の映画は、セリフが美しいですよね。親子でも友人同士でも敬語を使います。そこにお互いを思いやる心の美しさを感じます。

親しき仲にも礼儀あり。
言葉もそうありたいものです。

2008年6月28日土曜日

愛すべき子どもたち

風邪にやられました。高熱が出て仕事を休んでしまいました。
こうなると体もキツイのですが、精神的にも辛くなります。
自習にしちゃったな・・・と猛省です(>_<)

しかし、良いこともありました。
重い体を引きずりながら学校へ行くと、教室の窓から手を振ってくれる女子。
廊下ですれ違うと「大丈夫ですか?」と気遣ってくれる3年生。
そして何よりクラスの子たちの「先生がいないとつまらない」という声。
単純な私は感激してしまったわけです。なんていい子たちなんだろう。
でも本当は、私がいないと、代わりにコワーイ学年主任の先生がクラスに来るから、それが嫌なんです(笑)

早く風邪が治るようにと、S君がおまじない?をしてくれました。

S   「先生、しゃがんで。」
私   言われるままにしゃがんでみる。目の前にはS君のお尻。
S   「いくよ!」
私   ???
S   ブブゥ~ッ☆彡(豪快なオナラ音)
クラス 大爆笑
S   二カーッと満面の笑み

・・・えぇぇ~っっ!?(@_@;) こんなのアリですか???(笑)
ほんとに憎めない奴らです。

2008年6月16日月曜日

想い出がいっぱい

9月の学校祭へ向けて、音楽の授業では合唱コンクールの曲の練習が始まりました。
うちのクラスは「♪想い出がいっぱい」です。
今や合唱曲のように扱われていますが、H2Oという二人組が歌ってました。
(この曲がアニメ「みゆき」のエンディングテーマだったことを覚えている方は同世代です。※「タッチ」ではありません。)
そんな話をしても、平成生まれの生徒たちには通じませんが・・・(笑)
運動能力の高いクラスだと紹介しましたが、うちの子たちは、なんと歌も上手です。音楽室から聞こえる歌声に感動しました!

スポーツは勝敗がはっきりしています。どんなに努力して頑張っても、結果が出せなければ負けは負けです。
でも音楽は違います。コンクールなので賞がありますが、賞を取れなくても観客の心に響けば、誰か一人でも感動してくれれば「負け」ではないのです。
歌っている自分たちも、聞いている人も感動できるような、人の心を輝かせるような合唱ができればいいなと思っています。
がんばれ!大人の階段をのぼるシンデレラたち!!

歌はいいですよね(^^♪
合唱もいいけど、久しぶりにカラオケに行きたくなりました。

2008年6月12日木曜日

楽しい1日

明日で教育実習が終了ということで,学校で懇談会がありました。
メンバーは校長,教頭,教務の三役に,実習生と教科指導担当の先生と私たち学担。懇談会とは名ばかりで,どうせ指導・反省会みたいな難しい会なんだろうなと、ちょっとうんざりしていたら・・・。
なんとケーキ付きの、ほんとに懇談会でした。ナイス!校長!!
実習生くんも大分慣れたようで、生徒との思い出なんかを楽しそうに話してくれました。3週間はアッという間でした。

そして、うちのクラスのやんちゃなS君がやってくれました。
笑いを取るために、パンツ一丁で廊下を全力疾走。注意するより前に,大爆笑してしまいました。あっぱれ!という感じ(笑)
そんな裸のS君の他にも、クラスには世界のナベアツ、偽織田祐二(芸人さんの名前わからず)などなど、変なのがいっぱいいます。
相手をしてるとものすごく体力を消耗しますが、最高に面白いです。

2008年6月10日火曜日

恋の話

私のではなく、生徒のです。
帰りの学活が終わったあと、女子生徒に呼び止められました。

A香 「先生は口かたい?誰にも言わない?」
私  「話の内容によるよ。事によっては職員会議で話すよ。」
A香 「えぇ~どうしよっかな~☆」

話をしたくて仕方ないという顔だったので、誰にも言わない約束をして話を聞きました。

A香 「あのね、○○ちゃんと△△くんが付き合うんだよ~♪」
私  「それは良かったね。で、A香はどうなの?好きな人いないの?」
A香 「この前告ったのに、まだ返事してくれないの。ひどいよね~?」
私  「ダメな奴だな~」
A香 「ね~だよね~?でもカッコイイの!!!」

そう言い残し、走り去っていったA香。
のろけたかったのかな?でも返事はまだだし、なんでしょ?(笑)

OKの返事をもらえるといいね。応援しているよ!

中学生は恋の花盛り。なんだかとっても微笑ましいです。

2008年6月8日日曜日

採点終了

一斉テスト(一般的には中間テストと言いますね)の採点が終わりました。
出来の方は・・・(T_T) 国語のテスト勉強なんて、ほとんどしなかったんだろうなという答案ばかり。
×をつけながら、「授業でやったじゃん」とか「ワークと同じ問題じゃん」とかブツブツ小言を言ってしまいました。
そして、ケアレスミスの多いこと・・・。問題をちゃんと読めよ!!って感じです。
私の担当は1年生なので、中学校初テストで慣れてないからかもしれませんが。
いや、でもひどすぎる(笑)
明日テストを返すときに、しっかり指導しなくては!!!

それにしても、123人分の採点をするのは疲れました。
昨年まで超小規模校(全校生徒49人)に勤務していたので、こんなに採点したのは久しぶりです。目がチカチカします。
小規模校だと、一人で3学年分のテストを作らなくてはなりません。その点、今の学校は1学年だけ作ればいいから楽チン♪ でも採点は大変・・・。
どちらがいいんでしょうね??
楽な仕事はない!ということでしょうか。